赤土山古墳


天理市櫟本町。

東大寺山古墳群の中の一つ。

4世紀末から5世紀初頭の築造。

国指定史跡。

全長約110メートル(現長103メートル)の前方後円墳。

後方部長さ44メートル、幅33メートル、高さ10メートル。

四隅を丸型に成形した跡も見られる。

二段構築。葺石が確認されている。

後円部南北11メートル、東西10メートルにわたって石敷が発見されている。
 墳頂からの眺め

後円部南からは埴輪も確認、幅7メートル、深さ1メートルの穴に埋め込まれていた。

後円部先端に巨大な造り出しがあり、祭壇とされている。

現存長さ約10メートル、高さ約3.5メートル。

本来は現在より6〜7メートル長かったとされている。

出土品は朝顔型埴輪・円筒埴輪・石製品・腕輪・玉飾り・刀剣類など。

2009年に整備が終了している。



                               天理へ/古墳TOPへ/朱鳥へ




〜編集後記〜
とにかくでかいよね。
でかいし高いし。
周りが囲まれているからとくにそう思うのかな。
眺めとか、山の頂上と変わらないしね。
長らくしていた整備が終わって去年くらいから
きれいになって一部復元、レプリカなんかも置かれているらしいので
またいけたらいいな。
(2007年1月訪)(2011年記)


行ってきました!整備後!
墳丘自体の手加えはなく、
説明版が増えたりレプリカが増えたりと
いい感じの整備のされ方でした。
理想!
一杯写真を撮ったのですが
墳丘自体変化がないので
最後の一枚、葺石とレプリカの分だけ追加しただけです。

あと、ここは相変わらず眺めがいい!
(2012年)