芦屋神社古墳(水神社)
芦屋市所在。
阪急芦屋川駅下車、山のほうの出口を降りてすぐある芦屋川
にそって、さらに進むと、[芦屋神社参拝道]という看板がある。
それにしたがって、住宅街のほうに進む。
参拝道は車が通れる緩やかではあるが、遠回りの道と、
歩道のみの急ではあるが、近道との二つがある。
閑静な住宅街をさらに道標通り進み抜けていくと、
芦屋神社がある。
古墳は鳥居を越えて左側にある。
芦屋神社は天穂日命(アメノホヒノミコト)を祭っている神社で、
昭和21年に現在の芦屋神社に改名されるまで芦屋天神社と呼ばれていた。
境内には古墳のほか、猿丸太夫の墓との伝承のある宝塔などもある。
こちらの宝塔は囲いがしてあって入れない。
なお、芦屋神社古墳というのは私的につけさせていただいた名前で、
こちらの古墳には[水神社]という札があるのみである。
七世紀の古墳と記されており、
墳丘など、比較的保存がよく、あまり手をつけられていないように思われる。
昔から信仰があったようだ。
古墳までの道は石畳になっており、神社内にあるものと同じ扱いを受けている。
両脇に狛犬がおり、そこから先はほぼ手が加えられていないむき出しの状態で
横穴式石室が露出する。
しかし入り口のところに祭壇があり、中には入れない。
石室はそれほど大きくはないようである。
奥に石の組み合わせたものが見えるが、比較的最近のもので
後世に設置されたものと思われる。
後ろから見た古墳。
〜編集後記〜
この日は前回いけなかった芦屋に行くことにした。
芦屋神社はとにかく急な坂を登りきったところにあった。
急な上に周りは金持ちの家ばっかりで
どう見てもリュックを背負った私は旅人といった感じ。
芦屋川駅を降りてからすれ違う車といえば、高級車のみ。
たまに普通車と思えば、セキュリティー会社の車。
そらセキュリティーもいるわなって感じ。
ちょうど学生さんの下校時間やったらしいねんけど、
中学ぐらいでがくらんを着た、たぶん私立の男子校諸君。
なんだか気品があふれております。
私誘拐犯みたいじゃない??大丈夫かな!!
芦屋神社へは綺麗な道しるべがずっとあって迷うことなくいけた。
芦屋神社は阪神大震災で被害を受けて建て直された
綺麗な神社だった。
古墳への説明も丁寧であったが、あくまで古墳というより
神社扱いであった。
このあと、山を下って親王塚古墳へ向かうのだが、
その途中、大邸宅の塀の上にドーベルマンがいて、
おもくそ私めがけて走ってきて、今にも噛み付く勢いでほえられた。
しかもその塀は上が垣根になっており、
一箇所だけ垣根が途切れているところがあり、
そこからドーベルマンがこちらに向かって仁王立ち(?!)でほえていたのだが、
なんと!首輪から鎖がない!!
ドーベルマン、つながれてませんから!!!
もうホンマにそのときはべそをかきました!
死ぬ〜〜〜〜!!って。
でもそのドーベルマンは訓練されてたみたいでこちらに噛みついてくることは
なかったんですけどね。(あたりまえ?)
でも金持ちの防犯は庶民の域を超えとりますなー。