梅木平古墳(ばいきひらこふん)
三原市本郷町所在。
国道から少し山道に入った細い道ぞいに入ると
本郷中学校があり、中学校を右手に見ながら山の方へすすむと突き当たって
左にある。
民家の横の細い道を登ります
中学校そばの入り口に大きな石の看板が立っているので、
中学校を目標地点にすれば迷うことなく行ける。
長さ13・25メートル、高さ4・2メートル。
両袖式、あるいは複室をもつ片袖式とも言われている。
開口部から
東に向かって開口。県下最大の横穴式石室。
六世紀終わりから七世紀はじめ頃の築造。円墳(推定)。
昭和24年に県指定史跡を受けている。
〜編集後記〜
インターから降りて国道沿いをしばらく走ると
学校らしきものが見えたのですぐに見つかりました。
丁寧に大きな石碑もあり、完璧でした(笑)
神社の横手、しかも左にあるのは
福岡県の河内王の墓と全く同じパターンです。
開口部の天井石が少し出ているのは
岩屋山古墳を思わせます。
なかなか大きな石室でした。
たくさん見学にこられるのでしょう、
下の土が踏み固められていてまるで石舞台内部のようでした。
入り口付近に何か装置がありましたが、
特に気にも留めずにやり過ごしました。
後日アップする予定の御年代古墳にも同じものがあり、
その時はまじまじと見ましたが、
なんと、音声解説らしいです!
時間がなくて聞けずでしたが、聞いてみたかったなぁ。
内部にはスイッチもあり、電気がついて見学がしやすいです。
でもこの古墳はそんなに暗くもなく、(石室前方に何もないためだと思います)
十分じっくり見学できました。
墳頂は綺麗な青芝でお社がありました。
(2006年10月訪)(2007年1月記)