仏陀寺古墳
南河内郡太子町山田所在。
大阪府指定史跡。
伝蘇我倉山田石川麻呂墓。
終末期に見られる凝灰岩をくりぬいて作られた横口式石槨。
後ろから
横から
現在は墳丘はほとんど崩れ、石槨が露出している状態。
寺の向かって左側の一角に所在。
〜編集後記〜
仏陀寺への道のりはすごくわかりづらかったです。
竹内街道に沿う、166号線のミニストップがある複雑な交差点で
一番狭い道路の33号線に向かい、
すぐのバス停を山側に上がっていきます。
狭い道です。車を置いて徒歩で行って正解。
でも無理やろう!という道を抜けて車があったりして。・
ほかにも道はありそうですが・・。
現に仏陀寺にも駐車場がありました。(台数はそんなに置けないようですが)
登っていって突き当たると右に曲がり、しばらくすると仏陀寺につきます。
左側のちょっと雰囲気が違う区画がまさに仏陀寺古墳。
古墳と言うには墳丘がない感じがします。
大きな木の根元に石棺が露出していて、
やっぱり古墳なんだ、と思わされます。
倉山田石川麻呂の墓と言われていますが、
なんとなくうなずけるような気がしました。
古墳は時期的にまさに花葬されていて
古墳にしては珍しく奉られている感たっぷりでした。
なんともいえない綺麗な古墳でした。
(2007年訪)