御願塚古墳
阪急伊丹線、塚口から乗り換えて一つ目の駅、
稲野駅下車。
西側に歩いていくと周りを住宅街に囲まれ、
周濠を巡らせた塚が現れる。
中期の前方後円墳で、
全長52メートル、後円部直径3メートル
前方部を西に向けている。
前方部は短く、帆立貝式と呼ばれる古墳である。
二段構築。
墳丘から前方部を見る。
最近造りだしの存在も確認されている。
伊丹市最大の古墳で県・市の史跡に指定されている。
古墳の入り口には鳥居が設置されており、
頂上部には社が立てられており
立ち入りは前方部後円部両方可能である。
このほかにも5〜6基古墳があり、御願塚古墳群と呼ばれていたが、
今はこの古墳のみ残っている。