鉢塚古墳

池田市鉢塚 五社神社の中にある。

普段は施錠されているので、神社に申し出て開けてもらう。

裏手が古墳。

大阪府指定史跡。

六世紀末頃の築造。

上円下方墳という珍しい形態と認識されているが

円墳の可能性もあるとのこと。

径約40メートル、高さ約9メートル。

 

南に開口する両袖式横穴式石室。

玄室長6・48メートル、幅3・5メートル、高さ5・2メートル。

羨道部、長さ8・4メートル、幅1・8メートル、高さ2・4メートル。

石室内部に、国指定重要文化財である十三重塔がある。

こちらを目当てに来る見学者も多い。

 

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〜編集後記〜
大きな幹線道路から少し中に入った住宅地にある古墳です。
住宅地というか、その入り組んだ細い道はかなり難所でした。。。
聞けば、何度も道路拡大の案が出て
墳丘を削ろうとするたびに何か事故がおきて中止になるそうです。
神社って言うのもあるし、
そこからはそういう話にはなっていないそうな。

羨道部前より、施錠されています。(画像にある扉の前にもうひとつ扉があります)
階段を降りるような形で羨道をすすむと
なんともいえない雰囲気になります。
ビーチで使うようなイスが並べてあったり、
電灯を引っ張っていたりという意味もありますが、
十三重塔のせいもあってか、不思議な感じに包まれます。

石室は写真で見るよりかなり大きいと思ってください。
ビックリします。
天井の高いこと。
よく石舞台古墳と並べられていますが、
確かに石舞台に匹敵する大きさです。

案内してくださった神社の、浅香唯似の女性は
スピリチュアルな感じを受けて
ここに来られる人が多いとおっしゃっていました。
なお、拝観には300円かかります。
細かいのがなくて、500円玉を出したら
あるだけの200円でいいといってくださいました。
500円出してもいいと思いましたが。
確か石舞台も500円だったなぁ。
今も拝観料を取るのか、金額が300円なのかはわかりませんが。

(2007年)