村東山古墳

多可郡那珂町中所在。

昭和48年に造成工事の際に発見された古墳。

現在は鉄工所の一角にある。



横穴式石室。

封土、羨道ともに消失。

石室幅約1,6メートル、高さ約1,8メートル。

長さ約2,7メートル。

組合せ式石棺が出土していて現在多可ふれあい館の庭に展示されている。
 


兵庫県指定有形文化財。

出土品に須恵器、土師器、鉄釘など。


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〜編集後記〜
いやあ。
草の時期に行ったら駄目ですね。
全くもって全容がわかりません。
案内板すら読めません。
近づくと高くて見せません。
遠くだと読めません。
八方ふさがりでした★
鉄工所はお休みでしたが失敬させていただきました。
施錠はきっちりして帰りましょう。

那珂ふれあい館から坂を下り
お墓の前の細い道を行くと鉄工所へ着きます。
車は通れない細い道なので
ふれあい館におかせてもらいました。

ここの古墳出土の石棺が別のところにあると聞いたので
その場所に行くと
那珂ふれあい館に移動したよとのこと。
ふれあい館ができてからそちらに行ったそうで
再度行ってみると
広い庭の一角に屋根付きで展示してありました。

思い込みって怖いですね。
こんなところにあるはずないと思っていると
庭の不自然な屋根のものも見落としてしまっていました。
こんなにわかりやすい目立つものを…

この古墳は脚立が要る古墳ですね。

那珂ふれあい館はいろんなイベントに参加できるところらしく。
展示もいいですが畳の座るところもあり、
そこでお弁当を広げさせてもらいました。
なにせ、横に東山古墳群。
最高のロケーションです。
(2010年9月)