宮山古墳

姫路市四郷町所在。

五世紀後半の築造。

直径30メートルの円墳。

昭和48年に県指定史跡を受ける。

当初、2基の竪穴式石室は確認されていたが、

さらに奥に1基の竪穴式石室が発見された。

出土品に金の垂飾付耳飾や刀剣類などがあり、

その重要性から、国指定重要文化財に指定されている。

現在、古墳に隣接して姫路市埋蔵文化財センターがあり、

中に入ってから直接エレベーターで2階に上がり、

裏の宮山古墳へ行くこともできるし、

外側からの長めのスロープで裏側に回ることもできるようになっている。

古墳へは長い階段をのぼり、広場を抜け、さらに登ったところにある。

ここから登ります。さらに登る。

急勾配な墳丘。石が見えます。 

囲いは埋葬施設部

墳丘より登ってきた方向。結構な高所です。





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〜編集後記〜
見野古墳群の後に行きました。
このあたりは本当に田舎で、
この埋蔵文化財センターが浮いているくらい。
近年できたそうですが、設備はばっちしです。
展示も見せてもらいましたが、
ほかにも何人かいらっしゃいました。
(展示自体は特別なものはなく、こじんまりしたものですが・・)
宮山古墳へのアプローチも完璧ですが、
古墳自体はそのままといった感じなので、
結構な急勾配でした。
墳丘へは特に、草木がないもので、
すべるわで往生しました☆
(2007年9月記)