ホケノ山古墳
桜井市大字箸中字ホケノ山。
県指定史跡。
三世紀中葉の築造。
帆立貝式の前方後円墳。
全長約80メートル、後円部径約55メートル。
三段構築。
葺石が墳丘に確認されている。
周濠もあったとされる。幅約10メートルから17メートル。
出土品は木棺片・鏃・鉄製品・庄内式の二重口縁壺・
画文帯神獣鏡、内行花文鏡の破片。
埋葬施設は石囲い木槨1基、
木槨の周りに川原石を積み上げる方式で
その内部には長さ約5メートルのコウマキで作られた刳り抜式木棺があった。
埋葬施設の上部は石で積まれた長方式の段があり、
その周りに二重口縁壺を一定の間隔で置いてあった。
くびれ部に一基、
全長約2メートル、幅約45センチ、深さ15センチの組み合わせ木棺。
水銀朱も確認。
六世紀末ごろに造られたとされる横穴式石室が一基。
家型石棺が安置されていた。
出土品は土器類、鉄釘。
〜編集後記〜
まだ、この古墳更新してなかったの?!と
思わずびっくりしてしまった・・
妊娠出産してからたまっていた更新を
ちょっとずつしていって
でも、最近のも更新したいし〜
とやっていたらなかなか進まず、
新しいパソコンを買ったらサクサク動いてようやく
ストックしていた古墳を更新できて
さらに新しいデータを落として更新準備をしようとしたら
思いがけずホケノ山が!
自分のHP確認してもアップしていないのでびっくりしたよ!
ホケノ山古墳は本当に初期のころに訪れました。
古墳めぐりをしようと決意し、
初めて行ったのが桜井です。
そのころはまだ奈良にもあんまり行っていなかったので
奈良半分、古墳半分といった感じの観光でした。
最初の目的明日香へ行って
そのあと山辺の道に行きたいなぁと思って
この古墳めぐりを計画したのを覚えています。
桜井へはこの後何度も古墳めぐりに行きましたが
(一日ではとても無理だったので何度も分けて廻った)
最初の山辺の道は後回しになり、
実はいまだに行ったことがありません★
どうしても古墳のほうが勝ってしまうのです。
奈良好きとしてはいってないっていうのはどうかと思うのですが。。
行きたいのは行きたいのですヨ。
最初は桜井駅からバスで箸墓付近まで近づきました。
箸墓を見学した後、線路を超えて古墳を巡ったのです。
下調べや勉強などせずに行ったので(今もそれに近いけども)
ホケノ山古墳がここまで重要な古墳であることを知らずに見学しました。
ホケノ山からの箸墓が何とも言えずきれいでした。
このあたりの雰囲気が大好きでこの後も何度も古墳めぐりにやってきた場所です。
(2003年訪)(2011年記)