允恭天皇陵(市野山古墳・市ノ山古墳)

藤井寺市国府1丁目。

第19代天皇、允恭天皇陵に治定。

宮内庁管理。

恵我長野北陵。
参道入り口。

拝所までは長い一本道。
全長約230メートルの三段構築の前方後円墳。

後円部径約140メートル、高さ約22メートル、前方部幅約160メートル。

五世紀中ごろから後半にかけての築造。

堤と掘が二重にめぐらされている。(現在は空堀)

くびれ部両側に造り出しがある。

出土品に外堤上で発見された円筒埴輪・形象埴輪など。

昔に綿を作っていたこともあり、綿山とも呼ばれていた。


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〜編集後記〜
大きな道のスーパーの向かいにある細井道路を通ると拝所に出ます。

運よく入口を見つけたからよかったものの、拝所がどこからか、
結構探すんじゃないかな、と思う古墳。
そしてまたこの直線、ずいぶん長い。
ずいぶん長い間古墳犬にほえられる羽目になります。
今もいるのかな?
空堀は水が入っていないと余計に大きく見えました。

(2002年訪)(2011年記)