関学構内古墳


阪急仁川、もしくは甲東園で下車し、

上ヶ原台地と呼ばれるところにある関西学院大学がある。

この構内に古墳があり、

そのことについては関係者、卒業者、在籍者もあまりしらないようである。

  

7世紀の築造。

約12メートルの円墳。

構内の上の端のほう、

馬術部の馬小屋の横あたりにフェンスで囲まれた高まりを確認することができる。

20年ほど前までは上ヶ原古墳と呼ばれていたらしい。

   

 

南に開口した横穴式石室である。

比較的小さな石で積み上げられているこの古墳は

そこから小さな光が入り、中は明るい。

川を挟んだ五ヶ山にある五ヶ山古墳群からなるもので、

現存する最後の一基である。

飛鳥時代の構築とされている。

出土品は装身具や須恵器など。

 

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(2004年訪)