大阪磯長陵(孝徳天皇陵)

南河内郡太子町大字山田所在。

竹内街道沿いにある。

大化の薄葬礼にしたがって

自然の山を利用して構築された円墳とも八角形ともいわれている。

直径約32メートル・高さ約8・6メートル。

鶯陵とも呼ばれ、清少納言「枕草子」に出てくる<うぐいすのみささぎ>と言われている。

 

<孝徳天皇>

天万豊日天皇(あめよろずとよひのすめらみこと)

軽皇子(かるのみこ)

父は茅渟王(ちぬおう:敏達天皇の皇子・押坂彦人大兄皇子の子)

母は吉備姫王(きびひめ:欽明天皇の孫)

皇后に間人皇女(はしひとひめ:舒明天皇の娘) がいる。

 
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〜編集後記〜
以前行った時は見つけることができなかった天皇陵。
竹内街道と呼ばれる通にあり、
道幅は狭く、古い家が立ち並び、
しかし、道路は綺麗に整備されている。
ウグイス陵と呼ばれているのは知っていたけど
ホントにウグイスが鳴いたときは感動した。
山をそのままみささぎにしたと言うのは納得、
入り口こそ綺麗にしてあるものの、
階段を登っていくと自然の山並と天皇陵では珍しく
むき出しの墳墓がまず目に入ってくる。
拝所を正面から拝むことが難しいのも特徴。
みんなどうやって写真取ったんだろうと思ったよ。
墳墓は柵がしてあって立ち入り禁止になっているけど、
周りを歩くことはできる。
(2007年)