峯ヶ塚古墳
羽曳野市軽里2丁目。
国指定史跡。
全長96メートル、高さ10.5メートル
後円部径約56メートル、前方部幅約75メートルの前方後円墳。
墳頂より
五世紀末の築造。
二段構築。
埋葬施設は竪穴式石室。
刳り貫き式家型石棺が安置されていたとされている。
出土品は武器・馬具・武具・装身具・玉類・埴輪・男性人骨。
特に金銅製魚佩がついた15本以上の太刀、ガラス玉で作られた三叉形垂れ飾りなどが珍しい。
古墳の北側は二重、南側は一重の濠が確認されている。
地元では日本武尊命陵との伝承もある。
現在は小口山古墳を含む公園として整備されている。
〜編集後記〜
訪れたときは整備もされていなくて
なんとなくだけど、ほったらかしの古墳というイメージがあった。
工事用のフェンスもそこかしこに立てられてたし
大きな前方後円墳なのになぁって感じでした。
2011年に発掘調査がされたそうで
結構いろいろわかっている古墳だそうで。
近くに小口山古墳という横口式石槨が露出している古墳の存在は知らなかった!
次はぜひ行きたいと思う。
まだ見学可能かな〜?
(2002年訪)(2011年記)