耳原古墳(みのはらこふん)

茨木市耳原所在。

平成6年12月に府指定史跡となる。

テイジンの研究所内に開口した円墳。

 

6世紀後半の構築。

三段構築。

 後ろから

羨道長さ約7メートル・幅約2メートル・高さ約2メートル。

玄室長さ約7メートル・幅約2,5メートル・高さ約3メートル。

石室内部に二基の石棺があり、奥にあるのが組み合わせ式家形石棺

身部分は分解しているが現存、

 

 

長さ約2、2メートル・幅約1.3メートル。

手前にあるのが刳抜式家形石棺である。

 

長さ約2メートル・幅約0,9メートル・高さ約0・7メートル。

羨道には石で作られた地蔵が並んで置いてある。

後世に作られて置かれたものと見られている。

 

 

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〜編集後記〜
道路沿いを車ですすむとうっかり見落としてしまいそうなところにテイジンはあります。
研究所なので、そんな看板出す必要もないもんね。
でも道を進むと立派な門と看板が。
必ず止められると思うけど、
ここで名前住所・人数を明記し、
説明書なるものをいただきましょう。
それには、30人以内は50分以内という制限付。
団体で見学に来られる人も多いってことか。
30人以上の制限時間は忘れてしまった☆
地図は至極簡単。
道沿いに歩いていくと野球スペースがあり、
その隣に古墳はあります。
道沿いから開口してあるのが確認できます。

電気がつく仕掛けはしてあるものの、スイッチがわからず
一旦入ったりして探したけど、
結局外の大掛かりな機会がそのスイッチでした。
蛍光灯で内部がわかりやすいですが、
消した状態もなかなかおつです。
撮影はなるべく蛍光灯が入らないように配慮しました。
構図は二の次(笑)

内部は広いはずなのですが
石棺が二基もあるため、狭く感じました。
とりわけ後方の家形石棺が大きい!
身の部分が分解されてなかったらもっと威圧感があっただろうなぁ。
残念!
それでもこの地域で二基の石棺が残っているって言うこと自体すごいなぁ
って思いました。
手前の刳抜式石棺は向かって左側に寄ってる感じがするんやけど、
これは後世にずらされたものでしょうか??
手前の仏像といい、そのあたりが気になるところです。

(2007年)