御年代古墳(みとしろこふん)

 

三原市本郷町所在。

昭和8年、国指定史跡。

国道を一本中に入った道沿いにある。

大きな石碑が建っているのですぐに見つけることができる。

七世紀半ば頃の築造とされる。

円墳とされている。

この小道を登り、看板の右手が開口部です。

墳丘。開口部より向かって左側です。

 左と後方がないため、これ以上は下がれません★

 左側は2枚、右側は1枚の大きな側壁です。

 

玄室内は前室と後室に区分されていて、それぞれ花崗岩製の刳抜式家形石棺を安置している。

   

  

全長約10・8メートル、後室長さ3・6メートル、幅1・9メートル、高さ2・2メートル。

前室長さ3メートル、幅22・2メートル、高さ2・2メートル。

羨道長さ4・1メートル、幅1・55メートル、高さ1・9メートル。

前室は石棺のそばをギリギリ通り抜けることができるくらいの空間しかない。

出土品は石棺内部より多数出土。金環・金銅製馬具・須恵器など。

現在は東京国立博物館に収蔵。

 

 

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 〜編集後記〜
梅木平古墳の次に行った古墳です。
国道に戻らず、生活道路で行ったのでかなり苦労しました。
古墳の入り口の狭いところに車を停めたのですが、
私なら切り返しに1時間かかったかもしれません★
車での侵入はオススメしません。
行かないと思うけど。
細い道をしばらくすると右手の開口部が見えました。
ただ、道がそこで終ってたのと、
開口部の後方がなかったので、
遠目からの撮影がかなり困難でした。
看板をいれずに撮影することはできませんでした・・
看板の位置、もう少し違うところなら。
入ったとたん、電気がつくハイテク古墳でした。
ただ、後室に入ったとたん、電気が消えてかなりびびリました。
どうやらタイムアップのようでした(笑)
後室こそ照らしてほしいのに。
もう一度出て入ってもよかったのですが、
後室に入るのに、石棺がギリギリの寸法でかなり苦労しました。
冬にこられる方は、最初にコートジャケットなどを脱いでおくといいでしょう(^^;)
石棺は二つともとても大きかったです。
(2006年10月訪)