安倍文殊院古墳
桜井市阿倍645
<文殊院西古墳>
国特別指定史跡。
七世紀中ごろの築造。
南に開口する横穴式石室。
墳丘は原形をとどめていないが径約25メートルの円墳とみられている。
現在は径約13メートル、高さ約6.6メートル。
玄室長さ約5メートル、幅約3メートル、高さ約2.7メートル。
羨道長さ約7.3メートル、幅約2.3メートル、高さ約1.8メートル。
きれいに琢磨された石を精巧に積み上げられて造られた切石造石室の代表格。
両袖式。
<文殊院東古墳>
県指定史跡。
七世紀前半の築造。
一辺約15〜20メートルの方墳とされている。
石室全長約10メートル、玄室長さ約5メートル、幅約2メートル、高さ約2.4メートル。
羨道全長約5.5メートル、幅約1.8メートル、高さ約1.7メートル。
羨道は途中で破壊されているため、実際はもう少し長かったとされている。
内部から水がわきだしており、井戸があるため閼伽井窟(あかいくつ)と呼ばれ信仰されている。
〜編集後記〜
阿倍文殊院は2回行きましたね。
一回目は単純に文殊院に訪問。
そこで偶然古墳を見つけるという。
その時はそこまで古墳に興味はなかったんですね〜
史跡めぐりの一環って感じで。
だから近くのくさ墓も探したけど見つけられなかった。
本気度が足りんかったんでしょうな。
二度目はもう一度しっかり見るのと
うっかり西古墳をチェックしてなかったのとで行った。
雨が降ってますね〜
この後くさ墓も見学してあともう少しやったんやん!
と自分に突っ込みを入れているところです。
(2002年訪)(2011年記)