中尾山古墳
高市郡明日香村大字平田。
飛鳥歴史公園内。
国指定史跡。
七世紀末から八世紀初頭の築造。
八角形墳。
対辺長さ約30メートル、高さ4メートル。
三段構築。
墳丘全体を葺石で覆っていたと考えられている。
外周に二重の八角形石敷がされていた。
埋葬施設は横口式石槨。
火葬骨を収められていた推定。
水銀朱が塗布されていた。
石槨南側に幅約3メートル、深さ約1.3メートルの墓道が発見されている。
床面に川原石を敷き幅約55メートル、深さ約17センチの暗渠排水溝が設けられている。
被葬者に文武天皇陵説が根強いが確定はされていない。
〜編集後記〜
駐車場からすぐにある古墳です。
高松塚に最初に行ったときはどうやら素通りしたらしい★
全く存在すら気づかなかったようで・・
高松塚に見学に来ている人も
ついでに見学していってる感じの古墳ですね。
意外とオープンな感じ。
もっと仰々しくしてるのかと思ったけど・・
指定史跡ではあるけれど天皇陵の確定はされていないからかな。
天井石が露出していました。
(2012年1月)