西宮古墳

生駒郡平群町西宮543

県指定史跡。

七世紀中ごろから後半頃の築造。

一辺約36メートルの方墳。
 シンボルの樽。
周囲には掘割が確認されている。

三段構築。

表面に小石を張り付けている。

二段目に開口する両袖式横穴式石室。
 
石室長さ13.8メートル。
 
玄室長さ3.6メートル、幅1.8メートル、高さ1.8メートル。

羨道長さ9.1メートル、幅1.5メートル。

刳り貫き式家型石棺が現存。

蓋は消失。

長さ約2.4メートル、幅約1.5メートル、高さ約0.7メートル。

外側に幅約、0.1メートルの掘り込みがある。

出土品は須恵器坏蓋・高坏片など。


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〜編集後記〜
わかりやすい古墳です。
公園に車を止めて向います。
突っ込みどころ満載の小道具がちりばめられている外観を除けば
石棺も現存し、きれいな石室で見ごたえがあります。

石棺は途中で重くて引きずり出すのやめた
って感じがするのは気のせいでしょうか。
重そうだなぁ。

(2003年訪)(2011年記)