岡ノ谷古墳

三田市末西所在。

円墳。

全長10・5メートル、幅約2・15メートル、高さ約2.7メートル。

千丈寺湖にかかる御旅橋を渡る手前の向かって右側の広場の奥にある。

岡ノ谷公園という名称があるらしいが

看板や駐車場、トイレ等もないただの広場のようである。

道路にも看板が出てないが、道を挟んで隣の東浦公園というのが

出ているのでそこに停めて歩いていくといい。

柵の前に看板が立っており、竹林の中に開口した状態が見れる。

 夏はこのような状態に・・

開口した部分は奥壁部分で、現在は1段だけが残っている。

 

封土もほぼ失われ、石室が露出している。

片袖式。

 石室より

かたわらに巨石もあり、古墳の石材と思われる。

 天井石

石室入り口に回ると、すぐ前が湖。

 

羨道は持ち送りが急なのでとても狭く感じる。

出土品は、土器・直刀・鉄鏃・馬具・ガラス・小玉など。

 

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〜編集後記〜
青野ダム記念館で展示されてある石棺を
なにやら作業している女性が二人いた。
この近くにある双子塚古墳を聞いたら
この古墳の場所を詳しく教えてくれた。
石棺も復元作業しているのかと思ったら
測量していたらしく、プロの方でびっくりした!
こんな若い女性二人も考古に携わっているんだなぁって。
開口している石室をみたいというと
色んなところを教えてくれた。
行った所もあり、

この古墳は測量しに行ったけど
危なくて中止した古墳とのこと。
入るときは本当に気をつけてと言われた。
見た感じがっしりしているけど
封土もなく今すぐにどうとかはないけど
何年か後には崩れる可能性が高い古墳とか。
崩れる前に来れてよかった!

奥壁から入る古墳でいっつも思うのは
奥壁一段目って結構な高さがあるなぁってこと!
近くの笹の葉を持ったら
揺れてすごい危なかった!
草が積もって見えないのも
夏だけに怖い!
マムシとか・・・
帰るときに芋虫がいて
恐怖のあまり動けなくなった・・・
結局だんなに救出されたけど・・・
ここはすごい竹やぶなので
できれば携帯蚊取り何かもって行くのをオススメします!

(2007年6月訪)