乙女山古墳


北葛城郡河合町佐味田小字乙女。

国指定史跡。

5世紀前半頃の築造。

全長約130メートル、後円部径約103メートル、高さ約14.7メートル、

前方部幅約52メートル、高さ約3.5メートルの帆立貝式前方後円墳。

後円部西側に長さ約11メートル、幅約23メートルの造り出しがある。

後円部は三段構築。

葺石が各段の斜面に確認されている。

周濠と外堤もある。

出土品は円筒埴輪・朝顔型埴輪・家形埴輪・土師器・須恵器・滑石製勾玉

臼玉・刀子形・玉類。

名前の由来は「お留山」からきているらしい。

他にも合戦の犠牲になった乙女からの由来という説もある。


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〜編集後記〜
池のそばにある古墳ですが
全体をつかむのは難しいです。
古墳の始まりもわからんし。。
この日はたくさん写生に来ていて
もちろん、古墳を描いているのではなく
古墳に座り手前の池を描いているのだけれど・・・

そんな感じの扱いでもこの古墳は帆立貝式では
全国で最大を誇る大きさなのです。
もっと・・フューチャーして!
(2011年10月)