応神天皇陵(誉田御廟山古墳)


羽曳野市誉田6丁目。

第十五代応神天皇陵、恵我藻伏岡陵に治定。

内濠と内堤より内部のみ宮内庁管理。

外濠と外堤も後程指定史跡。

全長約425メートル、後円部径267メートル、高さ約36メートルの前方後円墳。

五世紀前半の築造。

西側のみ二重の濠をめぐらしていた。

深さ約250から170センチ。

造営以前存在していたに二ツ塚古墳を避けるために濠が少し変形している。

地震により、前方部もやや崩落。

出土品に円筒・衣笠・家・盾・鎧・草摺・水鳥の埴輪。

内濠から土師器・魚形土製品(鯨・烏賊・蛸・鮫・河豚)など10点。

二列の円筒埴輪が並べられていた。

外濠から馬形埴輪・笠形木製埴輪。



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(2002年訪)(2011年記)