双子塚古墳

三田市末所在。

6世紀後半の築造。円墳。

末吉橋を渡る手前にある青野ダム記念館の入り口から正面に見える。

青野ダム記念館には須恵器や陶棺なども展示してある。

この陶棺は青野川右岸台地上、三田市東山の古墳内で昭和26年に発見されたもの。

二体の成人の人骨が確認されている。

 

並んでいるうちの北側は横穴式石室。

側壁はおちこみ、天井石はなく、奥壁のみ現存。

わずかに石ガ見えます。

全長7・2メートル 玄室4・6メートル、幅1・9メートル、高さ1・7メートル

羨道長さ2・6メートル、幅1・3メートル、高さ1・3メートル。


第二主体は小型竪穴式石室。

石材などは残存なし。

近世墓として二次使用されていた。

寛永通宝5枚、頭髪とともに布に包んであるのが発見されている。

 

 

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〜編集後記〜
青野ダム記念館で陶棺の作業をされている方に聞きました。
すぐで恥ずかしかった・・
他にも色々古墳情報が聞けてよかったです。
陶棺が出土した東山のほうにはもっと見学できる横穴式石室があるとのことでしたが
今回は勉強不足と、予定があったので
パスしました。
また次回、義兄宅へ行くときがてらにいきたいな。
義兄は三田在住なんで・・
こんなときでもないとなかなかいかないだろうし・・。
(2007年記)