島の山古墳

磯城郡川西町唐院字嶋ノ山。

国指定史跡。
  後円部より。
全長190メートル(本来は200メートルを超えるとされている)

後円部径105メートル、前方部幅103メートルの前方後円墳。

三段構築。

4世紀末の築造。

墳丘上に円筒埴輪、葺石が確認されている。

周濠を有する。
 前方部から古墳への道がある。

 
東くびれ部に造り出しがある。この部分から植物製の籠が出土している。

他の出土品は碧玉製車輪石・鍬形石・鏡片・垂下式耳飾・石製刀子・玉類など。

明治時代に石室天井石が掘り出され、隣接する比売久波神社におかれている。
 
東西10.5メートル、南北3.4メートル深さ40センチで東西に掘られた墓坑がある。

内部は蒲鉾型の粘土槨。

二度にわたって被覆している。

蘇我入鹿の墓との伝承もあった。

 学校の門にも描かれている。



                                  馬見古墳群へ/古墳TOPへ/朱鳥へ


〜編集後記〜
この門の写真は多分小学校だと思います。
なので、小学校からアクセスしたんだと思うんだけど
中学校が近くにあるし、
いったいどの方面から行ったのかは謎です。。
でも川は超えたような・・

ぐるっと一周して
前方部から古墳への道があるのを見つけてすごい!
と思った記憶があります。
現在は侵入不可ですが
近所のおじ様いわく、昔は出入り自由だったらしいです。
この道のすぐ裏に家があって
古墳が地域に密着している感じがあります。

隣接する神社にもよったのですが
古墳から出土の石の存在には気づきませんでした。
その代り、鳥居の横にある石でできた溝にえらく興味があったような。。
あれはなんだろう・・・

(2004年訪)(2011年記)