新薬師寺・白毫寺

2002・8・7

 

この日は奈良市写真美術館に行った。

浮見堂より下に行くのははじめてやった。

全然地図がないので、教えてもらったとおりに、近鉄奈良から、

バスで向かうことにした。

 

奈良市は奈良公園のあたりは人が沢山いてにぎやかやけど、

この辺りになると、とても静かな町並みやった。

バスを降りたら、えらい街中に入っていった。

時たま出てくる美術館の矢印が、かろうじて道を間違ってないことを示していた。

  

新薬師寺は美術館のちょうど山手にあった。

中に入ると、十二神将立像があり、円形になっているのには少し圧倒された。

自分の生まれのところを見て、なるほど・・・妙に納得。

 

外に出ると、丁度美術館の池が見えた。

いい設計だなあ〜。

新薬師寺を出ると、白毫寺という看板が。

時間もあることやし、行ってみよう!

少し南下して、矢印の方向を見ると・・・

あ〜〜。。やっぱり想像はしていたけど、

かなりな登りやった。

 

長々と続く石垣を『ほんまどこまで登るねん』

いいながら登る・

途中振り返ると、おおっ!こんなに登ったんか!

最初の門につくと、{料金は上で}の看板が。

・・・まだ上なわけですな。

八月猛暑。ここまできたら、もうえらいでっかい独り言になっていた。

『ほんまどんだけのぼらせんねん!足腰弱い人こられへんやん!』

やっと着いた〜〜〜!!と思わず叫んだら、すぐそこに人がおってメッチャ恥ずかしかった。

たぶんしたからのでっかい独り言は全部聞かれたと思われる。

そしてこいついつ上がってくるんやろうって待ってはったんやろな・・・(><)

 

ここは椿、萩などで有名な寺やけど、シーズンではないので、

また私の貸切!!いえー!

ずいぶん登ってきたかいがあって、ここからの眺めは最高!でした

まずは仏像を安置しているところや、と思い、入ると真っ暗。

??{電気は必ず消して出てください}←貼り紙。

なるほど、自分でつけなあかんねんな。

電気をつけると、いきなり目の前に五体六体くらいの仏像に囲まれていて

メッチャびっくりした!

思わず中心で正座。

しかし、結構でかいし、閻魔大王さんとかおって、なんか

だんだんだんだん怖くなってきた。

日ごろ悪いことしてるからや!と母親がおったら言ってそう。

早々出て、ぐるっとまわる。

入ったときにおった、料金払った人と、もう一人の女の人の

姿すらなくなっていた。

妙におろおろ・・・

私が閻魔さんににらまれている間に何かが起こったのか!?

用事がある場合は鳴らしてください、と書かれてある

どらを鳴らそうか、と一瞬思ったが、中でお菓子とか食べてはったら気の毒やし

やめておいた。

そして一人さびしくここを去った。

ひゅるりら〜〜