杣野内火葬墓

天理市園原町。

8世紀の火葬墓とされている。
ラグビー場より
長さ10メートル、幅5.2メートルの半円形。

深さ1.8メートルの二段構築。

中央に一辺1.2メートル、深さ0.9メートルの墓壙を掘り、

水櫃に入れた骨を安置。
 
副葬品は海獣葡萄鏡。

石上家嗣が被葬者という説がある。




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〜編集後記〜
峯塚古墳を探している時に偶然見つけた古墳です。
グラウンド近くに峯塚があると聞いて
そこらの人に「天理のググラウンドってどこですか」
と聞くと親里競技場を教えていただき。。

後で調べてみると天理のグラウンドと言ってもたくさんあるんですねぇ。。

しかも、親里競技場の案内板にはきちんと
火葬墓の表示もあります。
確か表示は「移築古墳」だったと思います。

その時点で峯塚ではないな〜
とは思ったのですが見に行きました。

入口から入って奥のラグビー場と隣のグラウンドあたりに
駐車場があります。
そこに停めてアクセスを試みますが
いったいどうやってその裏側に行けばいいのやら・・・
悩みました。

ラグビー場と隣のグラウンドの間のフェンスの間にある隙間から
ラグビー場の裏手に回ります。
最後は階段があるので何とかつけました。
大分高台にあるような感じの
火葬簿です。

墳頂には案内板がありますが
そのほかは何もありません。
ちょっと眺めがいいくらいかな。
ラグビーをしていたら見学はしにくいかもしれませんね。

帰りは行きと反対方向に降りていきました。

道なりに進んでいくと野球のグラウンド側に出ましたので
こちら側からもアクセスできそうですが
一旦墳墓が見えなくなるので
方向をきっちり確認しとかないとだめかもしれません。

天理高校のシンボルの紫のユニフォームを着た学生さんたちが
一生懸命練習していました。
グラウンド周りも常に誰かが走っている様子だったので邪魔にならないよう
気を配りました。


(2011年11月訪)(2012年7月記)