垂仁天皇陵(宝来山古墳)

尼辻西町。

第11代天皇垂仁天皇陵、菅原伏見東陵に治定。

宮内庁管理。

五世紀前半の築造。

全長227メートル、後円部径約123メートル、高さ約17メートル、

前方部幅約118メートル、高さ約15メートルの前方後円墳。


埋葬施設は竪穴式石室で、長持形石棺が出土している。

石棺の長さ、身 1.8メートル、幅0.9メートル、高さ0.9メートル。

蓋 長さ2.1メートル、幅0.9メートル。

兵庫山古墳・皇大神社・天神社など6基の陪塚がある。

濠の中に田道間守の墓とされる小島があるが

濠を貯水のために拡張した際、取り残された部分とされている。




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〜編集後記〜
この日は西大寺、新薬師寺、唐招提寺を巡った日です。
垂仁天皇陵はいわばおまけでした。
陪塚も探しましたが見つからずに断念。
神社だったとは盲点でした★
奈良に車で来るとこの垂仁天皇陵が見えるので
うれしくなるポイントです。

比較的アクセスしやすいのか、観光地の近くにあるからか
田道間守の伝承からか、
拝観者が多い古墳の気がします。

(2002年4月訪)(2011年記)