珠城山古墳群
三輪方面を望む
JR桜井線の近く、巻向駅を少し三輪山方面に登ったところに所在する。
三基の前方後円墳からなるが、このうち一基は破壊されて現存していない。
古墳時代後期の古墳とされている。
二つの前方後円墳は連なっており、
景行天皇陵、反対側には箸墓が何の障害もなく見ることができる。
向かって奥側の古墳は墳丘に鳥居が立っており、その上に小さな社がある。
社から鳥居を見る。
鳥居の降り口の少し左にそれたところに
開口した石室がある。
これは道路からも確認できる。
規模は小さく、幅、奥行きともに、高さは若干あるものの、人一人が入るのがぎりぎりの大きさである。
石室内の石も巨石はなく、比較的小さな石が多い。
(2003年訪)