茅原大墓古墳
桜井市茅原722-1
国指定史跡。
前方部より
四世紀後半から五世紀前半の築造。
帆立貝式の前方後円墳。
後円部は3段構築、前方部は二段構築。
後円部より
全長約85メートル、後円部径72メートル、前方部幅約29メートル。
墳丘は葺石と円筒埴輪があったとされている。
周濠も確認されている。
出土品は盾に人物の顔を乗せた盾持ち人埴輪。
縦17センチ、横16センチの三角の兜をかぶり
目と口が開いている顔が乗っている全長推定1メートルの盾。
眉と鼻は粘土で作られており、現在は消失。
口の下には線刻で入れ墨が入れられている。
盾にも菱形紋が掘られている
墳丘から周濠に落ちたものと推定。
くびれ部に埴輪棺が出土。
被葬者の縁者とされている。
墳頂からの眺め
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〜編集後記〜
こちらもこの時期に更新すみません・・
木と果樹園だったこの古墳から
そんな重要なものが出ていたなんて知りませんでした★
現地説明会も行っていませんので
盾持ち人埴輪の画像はありません。
ほかのサイト様だとすぐ出てくると思いますが・
そのうち見に行きたいと思いますが
結構大きいんですよね。
しかも、笑顔!
いろんなことを言われていましたが
初めて見たときに笑顔やなぁという印象を受けてしまったので
笑顔にしか見えない。
守る役目だったので多分笑顔ではないんだろうけどさ。
この古墳は、地元の人に良く名前を聞いた古墳です。
この時、キツネ塚、弁天塚がなかなか見つからなくって
たまにいる地元の方に聞きまくりましたが
その時聞いたのが「おおばかこふんならあそこだけどねぇ。。」
という言葉。
結構地元では有名なのかな?
ノーマークだったので「おおばか古墳ってあるんだ・・」
なんてけったいな名前。。と思ってしまった。
後で漢字を見て納得したけどね★
(2003年訪)(2011年記)