狐塚古墳
桜井市茅原所在。
JRの線路に程近い、畑の中にある。
側面より
両袖式の横穴式石室。方墳。
六世紀後半の構築。
玄室長さ6メートル、幅2・6メートル、高さ3・2メートル。
羨道長さ11・3メートル、幅2・1メートル、高さ1・9メートル。
木棺・組み合わせ式石棺など、計4基が確認されている。
裏側より
裏側の隙間から上から石室内を見る。
出土品に、直刀、須恵器など。
〜編集後記〜
桜井の古墳めぐりの最終に行った古墳です。
一度1人で行った時に、見つけられなかった古墳で、
線路からも見えるって言われていたので、
てっきり山状になっていると思い込んでいたのが敗因でした。
行ってみると、畑の中に埋もれているって印象を受けた古墳。
当時、初心者の私には難しかったのかもしれません。
(今もたいしてやけど・・・)
ちょうど、水が張ってある時期(?)のようで、
石室内に行く道は水たまりで内部には入れませんでした。
裏側も石が露出していて
隙間から内部を見下ろすことができ、
石棺の様子がうかがえました。
(2003年10月)