中宮寺宮墓地
生駒郡斑鳩町三井。
被葬者は
高栄女王(後西天皇皇女)・栄恕女王(霊元天皇皇孫女)・栄暉女王(霊元天皇皇曾孫女)
尊智女王(後伏見天皇八世皇孫女)・尊覚女王(後伏見天皇十一世皇孫女)・成淳女王(後伏見天皇十八世皇孫女)
それと後西天皇塔の6基1塔からなる。
〜編集後記〜
奈良へ行くとなぜか雨模様。
ザーザーではないんだけど曇りか小雨。
この日もやっぱり小雨で。
ここは仏塚を探しに行ったときに偶然見つけた場所。
仏塚とは方向が全然違ったんだけど
失敗してラッキーだった、いつもの私のパターン。
チェックしていなかったので古墳ではないだろうとは思っていたけど
このような6基一緒にっていうのを見るのは実は初めて。
時代も私が知らない時代の方々のようで
調べていてもぴんと来ない★
天皇さんのお孫さんとかってことだよね。
出家された方が多いのかな。
昔って直属の人以外の皇族って居場所、あったんだろうかって思う。
多産だけど、早世だったからそんな心配は無用だったのかも。
皇族だけじゃなく、今も昔も子宝って大切なのは変わりないね。
入口に立った時、正直行くのをやめようかと思うくらい独特の雰囲気でした。
入って石畳を進んでいてもずっとその思いは変わらず。
6基が見えたとき、帰ろうと思ったんだけど
思う反面、進んで近づいてみたいと思う気持ちもあり。
写真を撮るのはなんとなくはばかられたけど
手短にささっと儀式的に撮らせていただきました。
なぜだろう?
古墳より、より「お墓」に思えたからだろうか?
この時は被葬者が誰か、見る余裕もなく、年代ももちろんわからずのまま見学したのだが。
雨の鬱蒼とした空と斑鳩の独特の雰囲気にのまれたかな。
手前の法輪寺では比較的人がいたのと変わって
この辺りでは全然人と会わなかったし。
(2015年11月)