ウワナベ・コナベ古墳
<ウワナベ(宇和奈辺)古墳>
奈良市法華寺町宇和奈辺。
陵墓参考地。
宮内庁管理。
五世紀中ごろの築造。
全長260メートル、高さ20メートル、後円部径130メートル、前方部幅130メートルの前方後円墳。
三段構築。
埴輪と葺石が確認されている。
二重濠(当時)。
出土品は土師器・魚形土製品など。
西側に造り出しがある。
6基あった陪塚は現存するのは1基のみ。
陪塚から出土したとされている石棺が不退寺に保管されている。
<コナベ(小奈辺)古墳>
奈良市法華寺町小那辺。
陵墓参考地。
宮内庁管理。
全長204メートル、高さ20メートル、後円部径125メートル、前方部幅129メートルの前方後円墳。
五世紀前半の築造。
三段構築。
左右のくびれに造り出しがある。
拳くらいの大きさの礫石で葺石が確認されている。
出土品は円筒埴輪・形象埴輪など。
周濠に沿って10基の陪塚を有する。
(うち7基は陵墓参考地)
名前の由来に、「うわなり・こなみ」説があり
うわなりは後妻、こなみは前妻という意味だそう。
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〜編集後記〜
ウワナベとコナベはセットになりますね〜
どうしても。
本当は一つずつ取り上げるべき大きさなんですけどねぇ。。
詳細が不明なだけに。
後大きすぎて全体がつかめないだけに(笑)
最近ではコナベ古墳はレーザで確認されるということで
一躍有名になった古墳ですね。
これはすごい、画期的な作業ですね。
この時は佐紀盾並古墳群を見学した日です。
奈良に通いだした当初でとりあえず、東大寺とかは全部行った後に
平城宮跡に興味がわき、
見学もできたころにそのあたりにある古墳に興味がわき、
したころですね。
私の中の古墳好きがまだ開花していないころの古墳めぐりなので
(あくまで史跡めぐりの一環だった)
なぜ!と思うような見落としや、写真の撮り方の
自分にいら!とします。
今でも十分なものは撮れないけどね(^^;)
道を歩いていて道を尋ねられるということもここはありました。
地元民に見られたんだ!
という喜びでかなり上がりました(笑)
(2003年訪)(2011年記)