和邇小倉谷古墳群
天理市和爾町。
白川ダム建設に伴い、7基の小古墳群が見つかる。
うち、3基は横穴式石室で移築、復元され古墳公園として整備されている。
<1号墳>
6世紀前半の築造。
径約16メートルの円墳。
片袖式の横穴式石室。
石室全長約3.3メートル。
天井石はすでに消失していた。
羨道に排水溝がある。
出土品は須恵器の杯・鉄刀・鉄鏃。
<2号墳>
7世紀前半の築造。
方墳。
古墳群の中では比較的大きな石で石室が作られている。
説明版は激しく損傷のため、詳細は分からずです。
<3号墳>
7世紀末から8世紀の築造。
一辺約7メートルの方墳。
南に開口する横穴式石室。
羨道長さ約5.8メートル。
玄室には石が敷かれておりその状態から追葬されたことが分かっている。
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〜編集後記〜
ずっと、白川ダムのあたりに「古墳公園」と書いてあるものがあって
それがずっと気になっていた。
その割に全然ヒットしない★
移築古墳はもはや天理ではスルーなのか(笑)
アップダウンの激しい場所でした。
大きな滑り台とかもあって
休憩所もあったり
まさに公園でしたが
ゆっくり散策というよりもはやハイキングです!
2号墳の石室は大きかったです。
ただ、説明版の破壊、半端ない・・・
ヒットしないから現地の説明版が頼りなのに(涙)
駐車場もあり、わかりやすくて行きやすい場所です。
(2011年11月訪)(2012年6月記)