山畑古墳群

東大阪市上四条町

六世紀後半から七世紀にかけて築造された約70基の群集墳。

 

2号墳

上円下方墳。

一辺28メートル、直径14メートル。

方袖式の横穴式石室。

 

全長約16・6メートル。

古墳群内でもっとも規模が大きい古墳。

出土品は水晶製の三輪玉と鞍金具。

 

4号墳


21号墳

市指定文化財。

直径約15メートルの円墳。

 

片袖式の横穴式石室が開口。

石棺があったとされる。

出土品は須恵器や耳飾り。

 

22号墳

双円墳と言われる古墳であったが

東側は消失。

六世紀後半の築造。

 

西側は直径約15メートル

片袖式の横穴式石室。

  

出土品は須恵器の装飾壷、土師器、直刀、耳環、子持ち勾玉など。

木棺用の鉄釘も見つかっており、

二回は埋葬があったとされている。


39号墳

円墳。

金属製耳飾、鉄釘が出土。

7世紀初頭の築造と推定される。

 

3号墳



20号墳

直径約10メートルの円墳。

片袖式の横穴式石室。

出土品は鉄の鉾。


12号墳

直径約15メートルの円墳。

長さ11・5メートルの両袖式横穴式石室。

 

★40号墳★

無袖式。円墳。 

資料館前の石棺

 

 

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〜編集後記〜
山です。
郷土資料館からさらに山ですが、
郷土資料館までも結構な山です。
このときは資料の入れ替えで中には入れませんでした。
道中、横穴式石室がたくさんあり、
すごく楽しい山登りでした(^^)
20号墳の中身には絶句したけど・・
崩れやすい石室も多いとのことで
見学時は注意してください。
(2005年3月)